ゆるっとマッシュアップ

日常生活に役立つ情報を投稿しています。

柴又帝釈天の厄払い料金とご利益|祈祷の流れ・お守り・観光情報も

厄年を迎えると「どこで厄払いをすればいいの?」と悩む方も多いですよね。

そんな方におすすめなのが、東京都葛飾区にある柴又帝釈天です。

古くから「災難除けの帝釈天さま」として信仰を集め、厄払い・病気平癒・開運のご利益で有名なお寺です。

祈祷料は3,000円〜10,000円と幅広く、予約不要でいつでも祈祷を受けられるのが特徴。

本記事では、柴又帝釈天の厄払い料金や祈祷の流れ、お守りの種類、そして参拝後に立ち寄りたい観光スポットまでをわかりやすく解説します。

初めての方でも安心して参拝できる「柴又帝釈天の完全ガイド」として、厄除けと心の浄化を同時に叶えましょう。

柴又帝釈天とは?厄払いに訪れる前に知っておきたい基本情報

厄払いを目的に柴又帝釈天へ参拝する前に、まずはこのお寺がどのような場所なのかを知っておきましょう。

正式名称やご本尊、そしてアクセス方法などの基本情報を押さえることで、より深いご利益を感じながら参拝することができます。

正式名称とご本尊について

柴又帝釈天の正式名称は「経栄山 題経寺(きょうえいざん だいきょうじ)」です。

江戸時代の1629年に開かれた日蓮宗のお寺で、古くから「帝釈天さま」の名で親しまれてきました。

ご本尊である帝釈天は、仏教の守護神の一柱で、あらゆる災厄を退け、人々を守護するとされています。

そのため、柴又帝釈天「厄除け・災難除け」のご利益が強いお寺として全国的に知られています。

名称 経栄山 題経寺(通称:柴又帝釈天
宗派 日蓮宗
ご本尊 帝釈天(たいしゃくてん)
創建年 1629年(寛永6年)
所在地 東京都葛飾区柴又7丁目10−3

男はつらいよ」との関係

柴又帝釈天は、映画「男はつらいよ」の主人公・寅さんの故郷としても有名です。

参道には、作品ゆかりのお店や撮影に使われたロケ地が多く残っており、映画ファンにはたまらない聖地でもあります。

映画の影響で全国的な知名度を得た柴又帝釈天は、現在も多くの観光客でにぎわうスポットです。

境内には「寅さん像」もあり、記念撮影を楽しむ人の姿が絶えません。

アクセスと参拝時間の基本情報

柴又帝釈天へは、京成金町線柴又駅」から徒歩約3分というアクセスの良さが魅力です。

また、北総線新柴又駅」からも徒歩10分ほどで到着します。

境内は朝の9時から夕方5時ごろまで開放されており、厄払いの受付やお守りの授与もこの時間帯に行われています。

早朝や夕方の参拝は比較的人も少なく、静かにお参りしたい方にはおすすめの時間帯です。

最寄り駅 京成金町線柴又駅」徒歩3分
参拝時間 9:00〜17:00(祈祷受付・お守り授与も同時間)
駐車場 近隣に有料パーキングあり

歴史と信仰、そして映画の世界観が見事に融合した柴又帝釈天

厄払いだけでなく、街全体のノスタルジックな雰囲気を楽しめるのもこの場所ならではの魅力です。

まずはその由緒ある空気を感じながら、心を整えてから厄払いを受けましょう。

柴又帝釈天の厄払いのご利益と意味

柴又帝釈天は、古くから厄除け・開運・病気平癒のご利益があることで知られています。

この章では、帝釈天さまのご加護の意味や、厄年のタイミング、そして厄払いを受ける際の心得について解説します。

帝釈天様が授けるご利益とは?

帝釈天は、仏教の守護神であり、悪を打ち払い善を守る戦いの神とされています。

そのため、帝釈天を信仰することで災厄を遠ざけ、病難や火難から身を守るといわれています。

特に柴又帝釈天では、日蓮宗の教えのもと、人々の厄難を払い幸福を招く祈祷が行われています。

境内にある「浄行菩薩(じょうぎょうぼさつ)」の像を自分の患部と同じ場所を撫でると、その部分の病が治るという信仰もあり、健康祈願にも人気があります。

主なご利益 厄除け・開運・病気平癒・家内安全・商売繁盛
特に強いご利益 災難除け、心身健全、運気上昇

厄年だけでなく、転職・引っ越し・結婚など、人生の転機にも多くの方が参拝に訪れています。

「新しいスタートを安心して迎えたい」という方には、まさに最適な場所といえるでしょう。

厄年の男女別早見表と厄払いのタイミング

厄年とは、災厄が起こりやすいとされる節目の年齢のことを指します。

特に本厄を中心に前後3年間は、心身のバランスを崩しやすい時期とされているため、厄払いを受けておくのが一般的です。

性別 前厄 本厄 後厄
男性 24歳 25歳 26歳
男性(大厄) 41歳 42歳 43歳
女性 18歳 19歳 20歳
女性(大厄) 32歳 33歳 34歳

一般的に、厄払いは年の初め(1月〜節分まで)に受ける方が多いですが、柴又帝釈天では一年を通して祈祷を受けられます。

気持ちをリセットしたい時期や、節目を迎える時期に合わせて参拝するのもおすすめです。

厄払いを受けるときの服装・持ち物

厄払いは神聖な儀式ですので、服装は派手すぎない清潔感のあるスタイルが基本です。

男性はジャケット、女性は落ち着いたワンピースやスカートなどが望ましいでしょう。

特に決まりはありませんが、神仏に敬意を払う気持ちが大切です。

服装 落ち着いた色味の服(黒・紺・グレーなど)
持ち物 祈祷料(封筒に入れると丁寧)・お守りを納める袋
注意点 帽子・サングラスは儀式中に外す

また、厄払いの際は自分の名前と生年月日を正確に伝える必要があります。

受付で祈祷簿に記入するので、書き損じがないように注意しておきましょう。

形式よりも大切なのは、感謝と祈りの気持ちをもって臨むことです。

柴又帝釈天の厄払い料金と祈祷の流れ

柴又帝釈天では、初めての方でも安心して厄払いを受けることができます。

この章では、実際の料金の目安から祈祷の申し込み方法、当日の流れまでを詳しく解説します。

厄払いの料金相場とお札の違い

柴又帝釈天の厄払い料金は、祈祷料として3,000円・5,000円・10,000円の3つの区分があります。

金額の違いによって、お札の大きさや授与されるお守りが異なります。

ただし、ご利益の強さに差があるわけではなく、金額はあくまで「志(こころざし)」として選ぶ形です。

祈祷料 内容 授与品
3,000円 通常のお札とお守り 紙札(小)・厄除けお守り
5,000円 一般的に選ばれる祈祷 木札(中)・お守り・お供物
10,000円 特別祈祷 木札(大)・お守り・お供物・祈祷証

多くの参拝者は5,000円の祈祷を選ばれる傾向があります。

より丁寧に祈願してもらいたい方は、10,000円の特別祈祷をお願いするのも良いでしょう。

祈祷の申込方法と受付時間

柴又帝釈天では、厄払いの祈祷は予約不要で受けられます。

当日、受付にて申込用紙(祈祷簿)に名前・住所・生年月日・祈願内容を記入し、その場で申し込む流れです。

受付時間は9:00〜16:30までとなっており、この時間内であればいつでも祈祷を受けられます。

受付場所 本堂内・祈祷受付所
受付時間 9:00〜16:30
所要時間 おおよそ30分前後
予約 不要(当日受付制)

混雑するのは土日祝日や大安の日なので、平日や午前中の参拝が比較的スムーズです。

また、正月の初詣期間中は特に混雑しますが、その分だけ参拝者の活気もあり、厄払いの雰囲気を一層感じられます。

実際の祈祷の流れと所要時間

申し込み後は、本堂に案内され僧侶による読経(どきょう)が始まります。

名前と祈願内容が読み上げられ、参拝者は静かに手を合わせて祈願を受けます。

全体の流れはとてもスムーズで、初めてでも迷うことはありません。

手順 内容
① 受付 祈祷簿の記入と祈祷料の納付
② 本堂へ案内 僧侶の読経にあわせて合掌
③ お札授与 お札とお守りを受け取る
④ 終了 軽く一礼して退堂

儀式全体の所要時間は約30分ほどで、長時間待つことはありません。

お札は自宅の神棚や目線より少し高い場所に安置し、毎日感謝の気持ちで手を合わせるのが良いとされています。

心を込めて祈ることで、厄が晴れ、安心して一年を過ごせるといわれています。

柴又帝釈天で授かれるお守りと人気の種類

柴又帝釈天では、厄除けや健康、金運など、さまざまな種類のお守りを授かることができます。

この章では、人気のお守りや授与時間、そしてお守りを返納・更新するタイミングについて解説します。

厄除け・健康・金運のお守り紹介

柴又帝釈天の定番といえば、やはり「厄除御守」です。

紺色を基調とした上品なデザインで、境内のクロマツが刺繍されており、男女問わず持ちやすい落ち着いた雰囲気です。

また、健康を祈願する「健康御守」は、かわいらしい「たれぱんだ」が刺繍されたタイプもあり、女性や子どもにも人気です。

その他にも金運上昇を祈願した「金運御守」、交通安全、学業成就など、多彩なお守りが揃っています。

お守り名 ご利益 初穂料
厄除御守 災難除け・厄払い 600円
健康御守 病気平癒・長寿祈願 600円
金運御守 金運上昇・商売繁盛 600円
身守(みまもり) 常に持ち歩いて守ってもらうお守り 800円

すべてのお守りは、ひとつひとつ丁寧に祈祷されており、持つ人を守る力が込められています。

「自分に合ったお守りを選ぶ」ことが、より大きなご利益を得るための第一歩です。

お守りの授与時間と購入できる場所

お守りは、本堂の授与所で授かることができます。

授与時間は9:00〜16:30で、厄払いの受付時間と同じです。

混雑する時間帯を避けたい場合は、午前中の参拝がおすすめです。

授与場所 本堂前 授与所
授与時間 9:00〜16:30
支払い方法 現金のみ

また、年末年始や行事の際は特別な限定御守も登場することがあります。

タイミングが合えば、通常とは異なる特別なお守りを手に入れるチャンスです。

お守りの返納や更新のタイミング

お守りは、授かってから1年を目安に新しいものと交換するのが一般的です。

古いお守りはそのまま捨てず、柴又帝釈天の「古札納所」に納めて感謝の気持ちを伝えましょう。

もし参拝が難しい場合は、郵送で返納を受け付けていることもありますので、事前に寺務所へ問い合わせてみると安心です。

更新時期 授与から1年後
返納場所 本堂脇の古札納所
返納方法 袋に入れて静かに納める(燃やさない)

お守りは、持ち主の「祈りの形」を表す大切な存在です。

1年に一度お守りを新しくすることは、気持ちをリセットする良い機会にもなります。

新しい年を迎える前に、ぜひお守りを新調してみてください。

柴又帝釈天参拝後のおすすめ観光スポット

柴又帝釈天で厄払いを終えたら、そのまま周辺の観光も楽しみましょう。

柴又の街は昭和の面影が残るノスタルジックな雰囲気で、どこか懐かしさを感じるスポットがたくさんあります。

この章では、参拝後に立ち寄りたい人気の観光地を3つご紹介します。

寅さん記念館

まず外せないのが、映画「男はつらいよ」の世界を体験できる葛飾柴又寅さん記念館」です。

映画で使用された衣装や小道具、撮影の裏側を紹介する貴重な映像資料などが展示されています。

館内には、昭和の街並みを再現したコーナーもあり、まるで映画の中に入り込んだような気分を味わえます。

施設名 葛飾柴又寅さん記念館
開館時間 9:00〜17:00(最終入館16:30)
休館日 毎月第3火曜日(祝日の場合は翌平日)
入館料 大人500円・小中学生300円

映画の舞台裏を知ることで、柴又帝釈天の街並みをより深く楽しめます。

帝釈天参道の食べ歩きスポット

帝釈天へ続く「参道」は、柴又観光のもうひとつの楽しみです。

両側には老舗の和菓子屋やお土産屋、軽食のお店が並び、食べ歩きや買い物を楽しむことができます。

特に人気なのが、草だんごの名店「高木屋老舗」と、江戸時代から続く煎餅店「とらや」です。

おすすめ店 名物 価格帯
高木屋老舗 草だんご・最中 100円〜300円
とらや 手焼き煎餅・寅さんグッズ 200円〜500円
亀屋本舗 みたらし団子・甘酒 200円〜400円

参道の中央あたりには「柴又観光案内所」もあり、周辺マップや観光情報を無料で入手できます。

はじめて訪れる方は、まず案内所に立ち寄るのがおすすめです。

天ぷら「大和屋」の名物天丼ランチ

参拝と観光のあとは、柴又グルメで人気の天ぷら「大和屋」へ。

創業1885年という老舗で、サクサクの天ぷらと甘辛いタレが絶妙な天丼が評判です。

店頭で天ぷらを揚げる香ばしいごま油の香りに誘われて、つい足を止めてしまう方も多いとか。

店舗名 天ぷら 大和屋
営業時間 11:00〜17:00
定休日 不定
電話番号 03-3657-6492
おすすめメニュー 上天丼(海老2本)1,650円/並天丼 998円

天ぷらはごま油で軽く揚げられているため、後味がすっきりしています。

おでんやお味噌汁も人気で、地元の人からも愛される名店です。

休日は行列ができるほどの人気店なので、時間に余裕を持って訪れるのがポイントです。

柴又帝釈天周辺には、他にも「山本亭」や「柴又公園」など見どころがたくさんあります。

少し足を伸ばして江戸川の河川敷を散策するのも気持ちがよく、心身ともにリフレッシュできます。

厄を払い、自然と文化を楽しむ1日。これが柴又観光の醍醐味です。

まとめ:柴又帝釈天で厄払いをして新しい一年を清らかに迎えよう

今回は、柴又帝釈天の厄払い料金やご利益、お守り、そして周辺観光スポットについてご紹介しました。

柴又帝釈天は、都内でも屈指の厄除け・開運祈願の名所として知られ、年齢や性別を問わず多くの人々が参拝に訪れます。

祈祷料は3,000円から受けられ、予約不要でいつでも祈祷してもらえる点も魅力です。

祈祷料 3,000円・5,000円・10,000円
受付時間 9:00〜16:30(予約不要)
主なご利益 厄除け・病気平癒・開運招福

また、お守りやお札も豊富に揃っており、自分に合ったものを選べば、より心強い一年を迎えられるでしょう。

参拝後には、寅さん記念館や帝釈天参道の食べ歩き、老舗の天丼ランチなど、観光も存分に楽しめます。

厄払いは「厄を払う」だけでなく、「新しいスタートを切るための心のリセット」でもあります。

心を落ち着かせてお祈りをすれば、きっと前向きなエネルギーに包まれるはずです。

ぜひ次の休日には、柴又帝釈天で厄を祓い、穏やかな一年のはじまりを迎えてみてください。

古き良き下町の情緒とご利益が融合した、特別な体験が待っています。